ニンギョウタケ

ニンギョウタケモドキ科/ニンギョウタケモドキ 属


ニンギョウタケ
マツ、モミ等の針葉樹林に発生する。
撮影横山元 10月4日 福島県田島町

和名 ニンギョウタケ:
人形茸(人形の肌の色のようであることから)
発生時期
発生場所 マツ、モミなど針葉樹林内地上。
発生の様子 単生〜群生。


ニンギョウタケ
全体の径が約40cmの巨大なニンギョウタケ。
撮影蜂須賀公之 8月19日 山梨県白州町

大きさ
形状
:
径20〜40cmほど。一本の柄から数枚の傘が出、お互いに押し合い、癒着を繰り返し、巨大な不定形のかたまりとなる。上面は平滑で肌色。下面は管孔を持つが微細。上面より淡色かほぼ同色。

:
太く、中心からはずれてつく。中実。

特徴 肌色、不定形、味は苦みがある。
似た種類 似た種類は特にない。
食・毒
クロカワの苦みが非常に品よく、好まれるのに対し、本種の苦みはややどぎつく、敬遠される。肉質は独特の柔軟さと歯切れを持ち、個性的で悪くない。薄く切って水にさらし、中華炒めにしたり、クラゲのかわりに酢の物に用いる。

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