アカハツ

ベニタケ科/チチタケ属


アカハツ
アカマツ林、クロマツ林内に発生する。
撮影横山元 9月16日 埼玉県浦和市

和名 アカハツ:
赤初(ハツタケに似た赤いきのこの意味。)
発生時期 夏〜秋
発生場所 アカマツ、クロマツなどの樹下。
発生の様子 単生〜群生。


アカハツ
傷つけると燈紅色の乳液を少量出し、次第に青緑色になる。
撮影横山元 9月16日 埼玉県浦和市

大きさ
形状
:
径5〜10cm。中央が窪むまんじゅう形から平らに開き、のちにじょうご形となる。表面は湿っている時にやや粘性を持つ。色は淡黄褐色〜淡黄赤色、やや不明瞭な同心円状の模様(環紋)を表す。

ひだ:
直生〜垂生。密、淡紫褐色〜淡い赤ワイン色。

:
長さ3〜5cm、径1.5〜2.5cm、傘と同色で平滑。

特徴 乳液の分泌が少なく、傷つけばゆるやかに青緑色になる。
似た種類 ハツタケの乳液ははじめ暗赤色でのちに青緑色に変色。アカモミタケは朱色で変色性はない。
食・毒
見た目にはアカモミタケとハツタケの中間的なかんじだが、両菌のようなしっとりした歯触りはなく、旨味、香りでも及ばない。

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