ハツタケ
ベニタケ科/チチタケ属
マツ林内に発生。傷つけると次第に青緑色になる。
:
上原貞美
7月5日 千葉県九十九里町
和名
ハツタケ:
初茸(きのこ狩りの季節の初めに出るという意味。)
発生時期
夏〜秋
発生場所
アカマツ、クロマツなどの樹下。
発生の様子
単生〜群生。
:
蜂須賀公之
大きさ
形状
色
傘
:
径5〜10cm。中央が窪むまんじゅう形から平らに開き、のちにじょうご形となる。表面は湿っている時にやや粘性を持つ。色は淡黄褐色〜淡赤褐色〜汚灰褐色などで、同心円状の模様(環紋)を表す。
ひだ
:
直生〜垂生。密、淡紫褐色〜淡い赤ワイン色。
柄
:
長さ2〜5cm、径1〜2cm、傘と同色で平滑。
特徴
傷つけば赤い乳液を分泌し、この乳液はやがて青緑色に変色する。
似た種類
アカハツは乳液の分泌が少なく、傷つけばゆるやかに青緑色になる。
食・毒
食
我が国において古くから食用とされてきた優秀な食用菌。炊き込みご飯、お吸い物などには、上品な素晴らしい香りを与えてくれる。また肉質はぼそぼそしていながらもしっとりとした歯触りのよさがあり、フライやマリネにはそれが生きる。
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用語解説