ヒビワレシロハツ

ベニタケ科/ベニタケ属


ヒビワレシロハツ
夏、主に広葉樹林に発生する。
撮影蜂須賀公之 7月14日 東京都東大和市

和名 ヒビワレシロハツ:
ひび割れ白初(傘がしばしばひび割れること、ハツタケの仲間であることから)
発生時期 初夏〜夏
発生場所 広葉樹林、あるいは雑木林の地上、杉林にも発生することがある。
発生の様子 単生〜散生。

大きさ
形状
:
径5〜8cm。まんじゅう形から平らに開き、中央部が窪みじょうご形となる。表面はやや微粉状で湿った時にはやや粘性を持つ。成長すれば縁部に溝線が生じ、しばしば溝線から内側にひび割れる。色は最初はほぼ純白。老成すればやや淡黄褐色を帯びることがある。

ひだ:
離生、やや疎、白色。

:
長さ2〜5cm、白色。

特徴 全体に軽く、柔らかなかんじのきのこである。
似た種類 シロハツは肉質はより堅く充実している。
食・毒
癖のない風味で、肉質もぼそぼそしておらず舌触りもよい。繊細な質を生かし、かつ油を使った料理に合う。アスパラガスと炒めて、ゆるく生クリームを回せば季節感も味わえる。

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