ケショウハツ ベニタケ科/ベニタケ属

桃の果実のようなきのこ。

：横山元

和名 ケショウハツ: 化粧初（薄く紅色に染まったかんじから「化粧をしたような初茸の仲間」の意味。） 発生時期 夏〜秋 発生場所 広葉樹、針葉樹、両混成林の地上。 発生の様子 単生〜散生。

カブトムシの匂いがする。

：上原貞美

７月２０日　埼玉県伊奈町

大きさ 形状 色 傘: 径4〜9cm。まんじゅう形〜平らに開き中央部が窪む。表面は湿った時やや粘性があり平滑、やや微粉状。色は白〜クリーム色の地に、水彩絵の具を染み込ませたように鮮紅色が乗り、桃の実のようである。 ひだ: 離生、やや密〜やや疎。白色〜クリーム色。 柄: 長さ4〜10cm、径1.5〜2.5cm。白色かしばしば傘と同じ紅色を帯びる。 特徴 カブトムシ様のにおいがする。 似た種類 色合いのよく似たニオイコベニタケは傘の径が2〜4.5cmと小型。 食・毒 食 食用とされる。

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