クサハツ

ベニタケ科/ベニタケ属


クサハツ
傘の溝線の間には粒状の突起が並ぶ。
撮影坂本晴雄 7月19日 新潟県湯ノ谷村

和名 クサハツ:
臭初(ハツタケの仲間で不快なにおいがすることから。)
発生時期 夏〜秋
発生場所 針葉樹、広葉樹、両混成林の地上。
発生の様子 散生〜群生。


クサハツ
撮影蜂須賀公之

大きさ
形状
:
径6〜15cm。まんじゅう形〜平ら〜大きく反り返りじょうご形となる。表面は湿っている時に粘性がある。縁部には溝線があり、溝の間の隆起部分には粒状の突起が並ぶ。黄褐色〜黄土褐色、雨に打たれたりすればやや淡色となる。

ひだ:
淡クリーム色で褐色のしみがある。

:
長さ6〜12cm、径2〜3cm。表面は平滑、はじめ中実でのちに中空となりもろくなる。

特徴 全体に不快なにおいがあり、味は辛い。
似た種類 オキナクサハツは柄に褐色の細粒点を持つ。
食・毒
多少毒性があるという。

TOP | HOME | 用語解説