ドクヤマドリ

イグチ科/イグチ属


ドクヤマドリ
外見はうまそうだが毒性は強く、少量でも中毒する。
撮影蜂須賀公之 8月31日 富士山

和名 ドクヤマドリ:
毒山鳥
発生時期 夏〜秋
発生場所 亜高山帯の針葉樹林。
発生の様子 単生〜散生。

大きさ
形状
:
径9〜20cm。半球形〜ホットケーキ形。表面はややビロード状、ほぼ平滑で粘性はない。色は淡黄褐色。

管孔:
上生、柄の周辺で窪み、穴は微少。管孔面の色は鮮黄色〜汚黄褐色。傷つけると弱い青変性がある。

:
長さ12〜20cm、径3〜4cm。中実。下方で太くなる。つばは持たない。表面はやや素焼きの焼き物様の質感があり、平滑、幼菌時は白色で基部は淡黄色を帯び、成長すれば黄褐色となり、赤いしみが出る。

特徴 柄に網目が無く、赤いしみが出ること。
似た種類 ヤマドリタケモドキは柄に網目がある。
食・毒
苦痛をともなう激しい嘔吐、下痢を引き起こすという。

TOP | HOME | 用語解説