キイロイグチ

イグチ科/キイロイグチ属


キイロイグチ
レモン色の粉の膜のようなものに覆われている。
撮影蜂須賀公之 8月15日 東京都東村山市

和名 キイロイグチ:
黄色猪口
発生時期 夏〜秋、特に夏
発生場所 針葉樹(アカマツ、モミ、トドマツ等)林内の地上に発生する。
発生の様子 単生〜散生、しばしば2、3本の束になって発生する。

大きさ
形状
:
径4〜10cm。まんじゅう形からほぼ平らに開く。表面は湿っている時にやや粘性を持つ。表面はレモン色の埃くず状物質に覆われ、触れば手に付着する。この埃くず状物質がはがれ落ちれば、成菌の傘の頂部は橙褐色。縁部で綿くず状鱗片が垂れ下がる。

管孔:
柄の周辺でやや陥没し、成熟すればほぼ離生。淡黄色〜暗オリーブ褐色。傷つくと暗青色に変色する。

:
長さ4〜10cm、径0.7〜1.5cm。中実、不完全な綿くず状のつばを持つが消失しやすい。表面は粉状でレモン色。

特徴 全体をレモン色の埃くず状鱗片に覆われている。
似た種類 ハナガサイグチは全体が黄色だが、表面に埃くず状鱗片を持たない。
食・毒
食用とされる。

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