クリイロイグチ

イグチ科/クリイロイグチ属


クリイロイグチ
主にブナ科の樹林を交えた広葉樹林内に発生する。
撮影蜂須賀公之 10月12日 山梨県白州町

和名 クリイロイグチ:
栗色猪口
発生時期 夏〜秋
発生場所 各種林内地上
発生の様子 単生〜少数散生


クリイロイグチ
ばさばさとした肉質。柄が中空。
撮影蜂須賀公之

大きさ
形状
:
径2〜7cm。まんじゅう形から平らに開き、最後はやや反り返る。表面は平滑でビロード状。あるいはほぼ無毛。色は栗褐色。

管孔:
柄の周囲で湾入し、はじめ白色、のちに淡黄色。

:
長さ3〜7cm。中空で上下同大。表面は傘と同色同質。

特徴 パサパサと乾いて堅いかんじのイグチ。柄はきれいに中空になっている。
似た種類 アイゾメイグチは傷つけば傷口がただちに濃青色に変色する。本種には変色性はない。
食・毒
風味に癖はないが、肉はバサバサとして、調理しても歯切れ、舌触りはよくない。普通種ではあるが収量が多いものでもなく、食用価値は低い。

TOP | HOME | 用語解説