イチョウタケ

ヒダハタケ科/ヒダハタケ属


イチョウタケ
針葉樹の切り株、建築材等から発生し、褐色ぐされを起こす。
撮影蜂須賀公之 5月23日 東京都東大和市

和名 イチョウタケ:
銀杏茸
発生時期 夏〜秋
発生場所 針葉樹の切り株、野外の木柵などから発生。
発生の様子 折り重なり群生。


イチョウタケ
不規則な貝殻型で、柄はない。
撮影蜂須賀公之 5月23日 東京都東大和市

大きさ
形状
:
径2〜12cm。薄い皿形から、不規則な手のひら様に縁部が分岐する。表面はほぼ平滑。はじめは微細な毛があるがのちに失われる。クリーム褐色〜淡褐色。

ひだ:
しわ状にゆがみ垂生、密〜やや疎、はじめ淡黄色、のちに黄土褐色。

:
柄はまったくない。

特徴 スギ材の木柵、ヒノキの切り株など、針葉樹から発生する。全体にクリーム色で肉は薄く、柄はない。ひだとひだの間には脈状のしわがある。
似た種類 サケバタケは濃黄色で、傘により厚みがある。ひだは著しく波打つ。チャヒラタケは胞子紋が濃い茶色のため成熟すればひだが濃色となる。食用のウスヒラタケは広葉樹から発生する。
食・毒
食毒不明
肉質は薄く、かたく食用には適さない。

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