ムラサキアブラシメジモドキ フウセンタケ科/フウセンタケ属

著しい粘液に包まれる。柄の下部は次第に汚黄色を帯びる。

：蜂須賀公之

９月２５日　群馬県玉原高原

和名 ムラサキアブラシメジモドキ: 紫油占地擬き 発生時期 秋 発生場所 広葉樹林（特にブナ）の地上。 発生の様子 単生（束生）〜散生。

大きさ 形状 色 傘: 径2.5〜5cm。まんじゅう形から平らに開く。表面は著しい粘液に覆われる。平滑。色は淡い紫色。 ひだ: 直生〜上生、やや疎、薄紫色のちに褐色となる。 柄: 長さ4〜7cm。中実。表面は粘液に覆われ、上部に糸くず状のつばを持つ。 特徴 やや小型のフウセンタケ。傘は美しい紫色で粘液に覆われる。柄が紫色を帯びているのが分かる。 似た種類 カワムラフウセンタケは傘は褐色。傷つけると紫色に変色する。 食・毒 食 風味に癖はないが、肉質はもろく、貧弱。傘を開く前の幼菌は、和風の酢の物にすれば上品な滑りが楽しめる。

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