ニセアブラシメジ

フウセンタケ科/フウセンタケ属


ニセアブラシメジ
広葉樹林内に群生する。
撮影横山元 10月6日 福島県日ノ島町

和名 ニセアブラシメジ:
偽油占地(アブラシメジに似ることからついた名だが、食用価値としてはむしろ本種の方が上。別名クリフウセンタケ)
発生時期
発生場所 クヌギ、コナラ、ミズナラなど広葉樹林の地上。
発生の様子 群生。


ニセアブラシメジ
傘は湿時粘性、ひだは密。
撮影蜂須賀公之

大きさ
形状
:
径4〜8cm。まんじゅう形から平らに開く。表面は湿ると粘性があり、平滑。クリーム色〜淡橙褐色。

ひだ:
直生〜上生。密、白色のちに黄褐色。

:
長さ6〜10cm。中実。クモの巣状のつばを持ち、傘が開いたのち、綿毛状となり、柄の上部に残る。表面は白色で褐色を帯びる。

特徴 広葉樹の落ち葉の中に発生。一つあれば周辺の落ち葉に隠れて群生していることが多い。
似た種類 オオツガタケはより大型で柄が太く、針葉樹林内に発生。
食・毒
中型の優秀な食用菌。風味はさわやかで癖はまったくなく、歯切れもきわめてよい。味はやわらかく品のいいだしが出る。傘の滑りはそれほど強くなく、どんな料理にでも合う。

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