オオキヌハダトマヤタケ

フウセンタケ科/アセタケ属


オオキヌハダトマヤタケ
ブナ科の樹下に生える。
撮影横山元 8月1日 長野県軽井沢町

和名 オオキヌハダトマヤタケ:
大絹肌苫屋茸(苫屋とはカヤ、スゲなどで屋根を編んだ粗末な小屋を言う)
発生時期 夏〜秋
発生場所 林内のブナ科の樹木の下。
発生の様子 単生〜散生。


オオキヌハダトマヤタケ
ムスカリンを含む毒きのこ。
撮影上原貞美 7月25日 埼玉県伊奈町

大きさ
形状
:
径2〜6.5cm。まんじゅう形から中央の尖った平らに開く。表面は繊維状。黄褐色。しばしば縦に裂ける。

ひだ:
上生〜離生。やや疎。黄白色、のちに汚灰褐色。

:
長さ3〜8cm。中実。繊維質。表面はほぼ白色で黄褐色を帯びる。

特徴 傘は繊維状。柄は上下同大で基部は特に太まらない。
似た種類 キヌハダトマヤタケは基部が球根状に膨らむ。
食・毒
ムスカリンを含み、誤食すれば大量の汗をかき、体温低下、呼吸困難など症状が出ると言う。

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