センボンイチメガサ

モエギタケ科/センボンイチメガサ属


センボンイチメガサ
針葉樹、広葉樹の古い切り株上に発生する。
撮影蜂須賀公之 7月20日 東京都東大和市

和名 センボンイチメガサ:
千本市女傘
発生時期 春〜秋
発生場所 針葉樹、広葉樹の古い切り株上。
発生の様子 株になり多数群生する。


センボンイチメガサ
猛毒菌コレラタケに似ているので要注意。
撮影蜂須賀公之 7月14日 東京都東大和市

大きさ
形状
:
径1.5〜3cm。まんじゅう形から平らに開く、表面は平滑。湿っている時に粘性を持ち明瞭な条線を表すが、乾燥すれば粘性は失われ、中央部からしだいに淡色となり、条線は消える。

ひだ:
直生〜垂生、密、はじめ白色だが、成熟につれ褐色を帯びる。

:
長さ4〜7cm、中空。上部に膜質のつばがあるが消失しやすい。上部は白色で微粉状。基部は暗色で細かい明色のささくれ鱗片を持つ。

特徴 小型の傘で、湿めった状態から乾燥するにつれ、傘中央から淡色へ変化する。このためしばしば傘の中央部と縁部で色の濃淡に差が出る。(このような性質を傘の吸水性と言う)柄にささくれ鱗片がある。
似た種類 猛毒のコレラタケとよく似るため厳重な注意が必要。
食・毒
小型で、あまり食用価値はない。

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