スギタケ

モエギタケ科/スギタケ属


スギタケ
枯れ木、埋もれ木の上に発生する。
撮影横山元 9月20日 長野県軽井沢町

和名 スギタケ:
杉茸
発生時期 夏〜秋
発生場所 広葉樹、針葉樹の枯れ木、生きた木の枯損部から発生。主に針葉樹。
発生の様子 散生〜群生。


スギタケ
粘性無く、ぱさっとしたきのこ。
撮影上原貞美 10月6日 富士山

大きさ
形状
:
径5〜11cm。まんじゅう型から平らに開く。表面は淡黄クリーム色の地に、やや濃色のささくれ鱗片に覆われる。粘性はない。

ひだ:
直生、密、はじめ淡黄色だが後に褐色となる。

:
長さ5〜12cm、上下同大。上部にささくれ状のつばがあり、そこから下はほぼ傘表面と同様。

特徴 きのこ全体にぬめりがないこと。傘の地よりもささくれ鱗片の色がやや濃色であること。
似た種類 ハナガサタケは本種によく似るが、特に幼菌時に本種より著しい繊維鱗片に覆われ、鱗片の色は傘と同色か、むしろやや明色である。スギタケモドキは傘表面に粘性があり、鱗片は棘状。
食・毒
条件により毒
堅くしまり、歯切れはよく、風味に癖はないが、同じ仲間のヌメリスギタケやナメコのような濃厚な旨味、口当たりはない。アルコールと一緒に食べると中毒する。

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