オオシビレタケ

モエギタケ科/シビレタケ属


オオシビレタケ
ウッドチップ上に発生。
撮影上原貞美 4月12日 東京都東大和市

和名 オオシビレタケ:
大痺れ茸(手足のしびれ、まひ、幻覚などを引き起こすことから)
発生時期 春〜梅雨時
発生場所 林縁、草地、ウッドチップ上など、肥沃な土壌上。
発生の様子 単生〜群生。株状になる時がある。


オオシビレタケ
傷つくと青変する。
撮影上原貞美 4月12日 東京都東大和市

大きさ
形状
:
径1〜6cm、まんじゅう形からほぼ平らに開く。表面は湿っている時に粘性を持ち、平滑。色は茶褐色〜灰茶褐色で暗青緑色を帯びるか、または全体が暗緑色となる。縁部には短い条線を表す。

ひだ:
直生〜上性。やや密。はじめ淡灰黄色だが、成熟すればしだいに紫褐色を帯びる。

:
長さ2〜9cm、中空。ややゆがんで伸びる。白色だが基部ではやや褐色〜暗青緑色を帯び、繊維状。

特徴 春〜梅雨時に発生すること。肥沃な土壌に生えること。傷つくと肉が青緑色に変色すること。
似た種類 アイセンボンタケ、ヒカゲシビレタケなど、よく似た種類が多く、正確な同定には顕微鏡的な観察が必要。いずれも幻覚性の中毒を引き起こすとされる。
食・毒
幻覚性の中毒を引き起こすという。

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