モエギタケ

モエギタケ科/モエギタケ属


モエギタケ
湿った林内、草地の地上に発生する。腐生性。
撮影蜂須賀公之 10月24日 東京都檜原村

和名 モエギタケ:
萌葱茸(傘の色が淡い緑色=萌葱色であることから)
発生時期 夏〜初冬
発生場所 各種林内地上。
発生の様子 単生〜散生。


モエギタケ
傘はくすんだ青緑で、次第に黄褐色を帯びる。
撮影蜂須賀公之

大きさ
形状
:
径3〜7cm。まんじゅう形から平らに開く。表面は粘性を持ち(特に若いうちは顕著)、白い繊維鱗片をまばらに持つ。色はややくすんだ青緑で、しだいに黄褐色を帯びる。

ひだ:
直生。はじめ白色だが、成熟すればしだいに暗紫灰色になる。

:
長さ4〜10cm、中空。白色。基部はやや緑色を帯びる。つばは膜質で消失しやすい。

特徴 傘が緑色で粘性。ひだが白〜紫褐色。
似た種類 緑色の傘のきのことしてはベニタケ科に数種類あるが、すべてつばは持たず、ひだが紫褐色にはならない(おおむね白色)。
食・毒
食用ではあるが風味に癖があり、あえて食するならば一度茹でこぼし、キムチなどに軽く漬け込む。

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