サケツバタケ

モエギタケ科/モエギタケ属


サケツバタケ
星形に裂ける厚いつばを持つ。
撮影横山元 7月7日 埼玉県浦和市

和名 サケツバタケ:
裂け鍔茸(つばが星形に裂けることから)
発生時期 春〜秋
発生場所 道ばた、草地、畑地、堆肥上、牛馬糞上、ウッドチップ上など。
発生の様子 単生〜散生〜群生。


サケツバタケ
ウッドチップから発生。腐性菌。
撮影横山元 7月7日 埼玉県浦和市

大きさ
形状
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径7〜15cm。まんじゅう形から平らに開く。表面は平滑、あるいはやや繊維状。湿っている時やや粘性がある。色は赤褐色〜栗褐色〜暗褐色。桜色。中央部が濃く、

ひだ:
直生。はじめ白色だが、成熟すればしだいに暗紫灰色になる。

:
長さ9〜15cm、中実、または中空。表面は平滑で絹状の光沢を持ち、最初白色で、のちに黄色を帯びる。つばは厚く、星形に裂け、破片の先端は上に向く。ただし脱落しやすく、老成したものでは失われていることも多い。

特徴 肥沃な土壌に発生すること。星形に裂けるつば。ひだが紫褐色となること。
似た種類 フミヅキタケも似た環境に、同じ時期に発生するが、つばは薄い膜質である。
食・毒
肉厚で風味には癖がなく味もよい。どんな料理にも合う。ただしあまり食欲の進まない場所に発生することが多い。

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