キコガサタケ

オキナタケ科/コガサタケ属


キコガサタケ
草地に発生。柄は微粉に覆われる。
撮影蜂須賀公之 6月12日 東京都世田谷区

和名 キコガサタケ:
黄小傘茸
発生時期 初夏〜秋
発生場所 芝生、草地など。
発生の様子 単生〜数本で発生

大きさ
形状
:
径3〜4.5cm。釣り鐘型。成長すれば縁部はやや反り返る。表面は平滑で粘性はなく、湿った時にわずかに条線をあらわす。色は淡クリーム褐色で縁部はやや淡色。

ひだ:
直生、やや密〜やや疎。はじめ傘とほぼ同色、成熟すれば濃いさび色となる。

:
長さ11〜12cm、中空、基部は膨らむみ、表面は白色。

特徴 主に芝生に発生する小型のきのこ。全体に非常に肉が薄く、軽く、きゃしゃである。傘は淡クリーム褐色で、成熟すればひだが濃さび褐色になる。
似た種類 ハタケコガサタケは本種より小型で、幼菌は鮮赤褐色。
食・毒
食用価値なし
安易に試食などしてはならない。

TOP | HOME | 用語解説