イタチタケ

ヒトヨタケ科/ナヨタケ属


イタチタケ
ウッドチップから発生。
撮影蜂須賀公之 6月30日 埼玉県狭山市

和名 イタチタケ:
鼬茸
発生時期 初夏〜秋
発生場所 広葉樹の枯れ木、切り株、その周辺の地面から。
発生の様子 散生〜多数群生。しばしば数本の束になる。


イタチタケ
ひだは白色から紫褐色になる。柄は中空。
撮影蜂須賀公之 6月30日 埼玉県狭山市

大きさ
形状
:
径3〜7cm。釣り鐘形んから平らに開く。表面は平滑で粘性はない。淡クリーム色〜淡黄褐色。傘の縁部に白色皮膜片が付着するが脱落しやすい。

ひだ:
密、はじめ白色、しだいに紫褐色となる。液化はしない。

:
長さ4〜8cm、径0.4〜0.8cm、中空、白色。幼菌時にひだの面をふさいで白い皮膜は、つばとして柄に残ることはなく、傘の縁部に破片として残る。

特徴 一般的に小型できゃしゃなかんじのきのこ。傘の縁部に白い破片がつくのが大きな特徴。ただし完全に脱落している場合もある。
似た種類 ナヨタケ、コナヨタケなどは傘縁部の白い破片を持たない。
食・毒
癖はないが小型できゃしゃで、特に食用価値は大きいと言えない。むしろ壊さずに持ち帰るのがたいへんである。非常に普通に見られるきのこなので、キャンプの際など近くにあるものを積んできてみそ汁に加える。きのこ狩りの獲物ではない。

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