ヒメヒガサヒトヨタケ

ヒトヨタケ科/ヒトヨタケ属


ヒメヒガサヒトヨタケ
傘の中央部が燈褐色。
撮影横山元 9月20日 埼玉県浦和市

和名 ヒメヒガサヒトヨタケ:
姫日傘一夜茸
発生時期 春〜秋
発生場所 林内、草地、公園のウッドチップ上など地上。
発生の様子 散生〜群生。


ヒメヒガサヒトヨタケ
撮影蜂須賀公之

大きさ
形状
:
径1〜2cm。幼菌時は卵形、のちに開いておわん形〜ほぼ平らに開く。表面は幼菌時は橙褐色〜栗色、のちに開けば紫褐色。中心部は濃色。縁部に放射状の溝線を表す。肉は非常に薄く半透明感で、普通朝に開きはじめ、午前中にはしぼんでしまう。

ひだ:
隔生、疎、はじめほぼ白色だがしだいに紫褐色〜黒褐色となる。

:
長さ5〜9cm、径0.1〜2cm、中空、白色でもろい。

特徴 幼菌、および成菌の傘の中央が橙褐色であること。
似た種類 コツブヒメヒガサヒトヨタケは胞子が一回り小型、野外では区別は難しい。
食・毒
食用価値なし
安易に試食などしてはならない。

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