ササクレヒトヨタケ

ヒトヨタケ科/ヒトヨタケ属


ササクレヒトヨタケ
庭園、畑地等肥えた場所に発生する腐性菌。
撮影上原貞美 7月10日 埼玉県

和名 ササクレヒトヨタケ:
ささくれ一夜茸(きのこ全体がささくれること。ほとんど一昼夜で溶けてしまうことから。)
発生時期 春〜秋
発生場所 草地、畑地、公園、道ばたなどの地面から。
発生の様子 散生〜群生しばしば数本の束になる。


ササクレヒトヨタケ
傘が黒くなりかかっていたら、味が落ちる。
撮影上原貞美 7月23日 埼玉県上尾市

大きさ
形状
:
径3〜5cm。幼菌時は長卵形、鉛筆のキャップ形で柄の半分以上を覆っている。のちに開いて釣り鐘形、チャイム形となり、すぐに縁部から黒色インク状に溶けて流れ落ちはじめる。表面は淡黄土色のささくれ状鱗片で覆われる。地は繊維状白色。

ひだ:
密、白色だがしだいに紫褐色から黒色となり、傘の縁部付近より溶けて流れ落ち始め、やがて中央部まで溶けて流れ、柄だけが残る。

:
長さ12〜25cm、径0.8〜1.5cm、中空、白色、傘のように液化しない。基部は太まる。つばは白色膜質だがあまり目立たない。

特徴 全体が白色で傘は顕著にささくれる大型のヒトヨタケ。
似た種類 ヒトヨタケの傘は細かい繊維状で本種のように荒くささくれない。
食・毒
液化する前の純白の幼菌を食用とする。傘が開いていなくても黒くなりかかっているものもあり、そうなれば味が落ちるので避けた方がよい。癖がなく、欧米では好んで食用とされるようだが味、歯触りと今ひとつパンチがない。澄んだスープに入れ、柔らかな傘の食感を楽しむか、湯がいて冷水でしめたものをよく水切りし、明太子クリームで和える。

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