オニタケ

ハラタケ科/キツネノカラカサ属


オニタケ
肥沃な土地に発生する。
撮影上原貞美 10月3日 埼玉県上尾市

和名 オニタケ:
鬼茸(傘に多数の尖った小突起を持つことから。)
発生時期 夏〜秋
発生場所 林内、庭園内の肥沃な土壌、腐食の進んだ腐木上など。
発生の様子 散生〜群生。


オニタケ
傘はさけて白い肉を見せる。
撮影上原貞美 6月29日 埼玉県浦和市

大きさ
形状
:
径7〜10cm。まんじゅう形〜のち中高の平らに開く。表面は粘性なく、クリーム褐色。褐色の棘状小突起に覆われる。しばしばひびわれて白色の肉を見せる。

ひだ:
隔生、密、途中で枝分かれする。白色。

:
長さ8〜10cm、径0.8〜1.2cm、中空、基部で太まり白色。つばは白色膜質、縁部は褐色を帯びる。

特徴 傘全体がクリーム褐色で、褐色棘状の1〜2mmの小突起に覆われる。
似た種類 ツノカラカサタケは傘に棘状突起を持つが傘中心部に集中し、本種よりも本数がはるかに少なく、かつ長い。(4〜5mm)
食・毒
肉が薄く、あまりうま味はない。

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