ウラベニガサ

ウラベニガサ科/ウラベニガサ属


ウラベニガサ
春〜秋、広葉樹の朽木に発生。
撮影横山元 6月7日 埼玉県浦和市

和名 ウラベニガサ:
裏紅傘(胞子紋がピンク色のため、成長すればひだが紅色となることから)
発生時期 春〜秋
発生場所 広葉樹の枯れ木から発生。
発生の様子 単生〜散生〜群生。


ウラベニガサ
ひだは次第にピンク色になる。
撮影横山元 10月4日 埼玉県浦和市

大きさ
形状
:
径5〜9cm。まんじゅう形〜中高の平らに開く。表面は乾いている時は繊維状、粘性はない。灰褐色〜淡茶褐色。

ひだ:
離生、密、白色からのちピンク色〜淡赤褐色。

:
長さ6〜12cm、白色で縦に走る繊維紋が見える。中実。つば、つぼは持たない。

香り 土臭い、あるいは埃臭いような匂いがあり、これはむしろ調理した後に鼻につくようになる。野外観察の段階では少しきのこの匂いがするといった程度。
特徴 広葉樹の枯れ木から発生すること。成菌のひだが肉色であること。傘が灰褐色であること。
似た種類 カサヒダタケの傘には顕著なしわがある。
食・毒
歯触りはやや貧弱で、埃臭さのため、食用価値はあまり高くない。

TOP | HOME | 用語解説