シロオニタケモドキ

テングタケ科/テングタケ属


シロオニタケモドキ
コナラ林、シイ林等に発生する。
撮影坂本晴雄 8月20日 埼玉県小川町

和名 シロオニタケモドキ:
白鬼茸擬き
発生時期 夏〜秋
発生場所 主に低地の広葉樹林に発生。
発生の様子 単生〜散生。


シロオニタケモドキ
傘と柄の色が淡褐色。
撮影坂本晴雄 8月20日 埼玉県小川町

大きさ
形状
:
径15〜17cm。半球形から平らに開き、最後は縁部がやや反り返る。表面は淡黄褐色〜淡褐色。同色の尖った三角形のいぼに覆われる。

ひだ:
離生、密、白色〜クリーム色。縁部は粉状。

:
長さ10〜15cm、淡褐色、中実。上部に膜質、クリーム色のつばを持ち、つば上面には条線、下面には尖ったいぼが多数つく。つばは柄の頂部から垂れ下がる。基部は著しく膨らみ、長卵形〜ナス形。リング状に鱗片が付着する。

特徴 雑木林でやや希に見かける。傘は淡茶褐色で、同色の尖ったいぼを持つ。
似た種類 シロオニタケはきのこ全体が白い粉状鱗片に覆われ、これは指で触れば簡単にはがれる。本種の傘は粉状鱗片を持たない。
食・毒
食毒不明
テングタケ科には猛毒菌も多く、安易に試食などしてはならない。

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