ウスキテングタケ

テングタケ科/テングタケ属


ウスキテングタケ
シイ、カシ林等の広葉樹林に発生。
撮影蜂須賀公之 9月24日 東京都文京区

和名 ウスキテングタケ:
薄黄天狗茸
発生時期 夏〜秋
発生場所 アカマツ、コナラ林、シイ、カシ林内地上
発生の様子 散生〜少数群生。

大きさ
形状
:
径5〜9cm。まんじゅう型から平らに開き、最後はやや反り返る。表面は粘性がある薄黄色の地に、白色のいぼ(鱗片状のつぼの破片)が散在する。縁部には条線を持つ。

ひだ:
離生、密、白色。

:
長さ6〜10cm、基部は球根状に膨らみ、白色で薄い皮膜を付着する。

特徴 ごく近縁のベニテングタケよりも標高が低い雑木林や庭園内、団地内の緑地帯などでしばしば見かけられる。薄黄色の傘と白いいぼが特徴的。
似た種類 ベニテングタケは傘の地の色が鮮赤色。ヨソオイツルタケはつば、いぼを持たない。
食・毒
ベニテングタケよりも毒性は強く、死亡例もある。

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