ムキタケ
キシメジ科/ワサビタケ属
ブナの倒木から発生していた。
:
蜂須賀公之
11月6日 神奈川県丹沢
和名
ムキタケ:
剥き茸(傘の表皮が容易に剥けることから)
発生時期
秋〜晩秋
発生場所
広葉樹、特にブナの枯れ木から発生。
発生の様子
群生。
傘の表皮下にはゼラチン層があり、皮がはがれやすい。
:
蜂須賀公之
大きさ
形状
色
傘
:
径5〜10cm。幼菌から成菌まで、ほぼ半円の貝殻形。表面は細毛に覆われビロード状。表皮は容易に剥がすことができる。色は淡褐色〜褐色。色がややまだら状になることがある。また緑や紫を帯びることがある。
ひだ
:
柄に接するところで終わり、垂生ではない。密、黄白色。
柄
:
傘の横につく。太く短く、ほとんど目立たない。
特徴
秋やや遅く、ブナ、ミズナラなどの倒木に群生〜大群生する。水分を多く含み、たっぽりしたかんじ。表皮を容易に剥がすことができる。
似た種類
毒菌のツキヨタケはやや本種よりやや早く発生するが。時期が重なることもあり、また同じ木から並んで出ることもあり要注意。ツキヨタケは柄の根本を割ると中に黒いしみがある。また柄の中央付近にリング状のつば様突起がある。
食・毒
食
穏和な風味で、柔らかい口当たり、上品な滑りを持つ。洋風、和風様々のスープ、汁ものに真価を発揮する。
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用語解説