ツブエノシメジ

キシメジ科/ザラミノシメジ属


ツブエノシメジ
春〜秋、森林、草地、堆肥上などに群生する。
撮影横山元 6月6日 埼玉県浦和市

和名 ツブエノシメジ:
粒柄の占地
発生時期 夏〜秋
発生場所 種々の林内、庭園などの地上。
発生の様子 群生。


ツブエノシメジ
柄には黒褐色の粒状鱗片が点在する。
撮影横山元 6月6日 埼玉県浦和市

大きさ
形状
:
径2.5〜7cm。 まんじゅう型から中高の平らに開く。表面はほぼ平滑。色は白色で、中央部はやや褐色を帯びる。

ひだ:
湾生〜上生〜直生、密、白色。

:
長さ3〜9cm、根本は膨らみ、表面は白色の地に黒褐色の粒状鱗片が全面に付く。

香り 独特のすえた粉臭、泥くささがある。
特徴 柄全面に黒褐色の粒があらわれていること。
似た種類 フチドリツエタケはブナなどの枯れ木から発生し、ひだの縁が褐色に縁取られる。
食・毒
やや粉臭さが気になるものもあるが、香りが強いものと合わせてやればよい。ピーマン、セロリ、トマト、タマネギなどとオリーブ油で炒め、塩胡椒して冷蔵庫で一晩寝かせれば、お互いの香味でマリネしあい、ふくよかで香り高いラタトゥイユ(西洋炒め煮)となる。ただし収量も少なく、あまり普通ではないため、食用価値は高いとは言えない。

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