クリイロムクエタケ

キシメジ科/クリイロムクエタケ属


クリイロムクエタケ
しばしばウッドチップから発生している。
撮影蜂須賀公之 4月23日 埼玉県狭山市

和名 クリイロムクエタケ:
栗色無垢衣茸(無垢衣はお坊さんが着る袈裟のこと)
発生時期 夏〜秋
発生場所 林内地上、草地、ウッドチップ上(やや肥沃な場所)。
発生の様子 散生。少数群生。


クリイロムクエタケ
乾燥すると傘は淡色になる。
撮影蜂須賀公之 4月23日 埼玉県狭山市

大きさ
形状
:
径1〜4cm。円錐形からほぼ平らに開き、多くは中央に乳首状の突起を持つ。表面はほぼ平滑で粘性ない。湿っているとき条線を表す。色は暗橙褐色〜焦げ茶色。

ひだ:
直生〜上生。やや疎。黄土色。

:
長さ3〜6cm、中空。平滑で傘と同色。

香り あまり強くはないが、無機的な機械油のような匂いと、干し魚の匂いを合わせたような匂いがある。
特徴 小型のきのこ、油粕のような臭みがある。キュウリのにおい、または魚のにおいと表現されることがある。
似た種類 ヒメサカズキタケはひだが垂生。コザラミノシメジはひだ白色。
食・毒
食毒不明
不快なにおいがあり、食用には適さない。

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