オオイチョウタケ

キシメジ科/オオイチョウタケ属


オオイチョウタケ
スギ林、竹林等に群生する。
撮影坂本晴雄 9月15日 長野県軽井沢町

和名 オオイチョウタケ:
大銀杏茸(傘が大きく反り返ることを銀杏の葉に見立てた。)
発生時期 夏〜秋
発生場所 杉林、竹林、その他の林内地上。
発生の様子 群生。

大きさ
形状
:
径7〜25cm。ときにそれ以上。まんじゅう形から平らに開き、中央部は窪む。ついにはじょうご形となる。表面は平滑で粘性なく、絹糸状の光沢がある。色は白色。

ひだ:
垂生。密。白色。

:
長さ5〜12cm、中実。平滑で傘と同色。

特徴 特に杉林、竹林に群生する大型のきのこ。ひだが密で垂生。落葉分解菌で、2〜3年大群生を繰り返し、発生をやめてしまうことが多い。その場の養分を吸い尽くしてしまうとは思えないのだが不思議なことである。同じ様なことがニオウシメジやツブエノシメジなどでもある。
似た種類 シロハツ、シロハツモドキはひだがぼそぼそ、あるいはぺりぺりして水気がないかんじ。本種はしっとりと柔軟。
食・毒
風味に特に癖はなく、非常に上品でいい味がよく出る。歯切れも素晴らしく、どんな料理にも合う。収量が多いのも魅力である。

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