シモフリシメジ

キシメジ科/キシメジ属


シモフリシメジ
秋やや遅く混生林に発生する。
撮影横山元 10月2日 長野県軽井沢町

和名 シモフリシメジ:
霜降り占地(秋遅くに発生するため)
発生時期 秋やや遅く
発生場所 マツ、モミなど針葉樹林、針広混成林。
発生の様子 単生〜散生〜群生。数本まとまって生えることが多い。


シモフリシメジ
撮影蜂須賀公之 10月9日 山梨県八ヶ岳

大きさ
形状
:
径4〜10cm。まんじゅう形から平らに開く。表面は平滑で湿った時にやや粘性がある。色は黄色がかった灰黒色〜銀灰色。

ひだ:
湾生〜離生。やや密〜やや疎。淡黄白色。

:
長さ8〜10cm、中実、ほぼ上下同大。白色だが黄色を帯びる。

香り 新鮮ものではなほのかに粉臭、石鹸臭が感じられる場合もあるが、料理の仕上がりではまったく気にならない。しかしきのこの風味もあまりなく、無味無臭に近い。
特徴 傘が銀灰色の非常に美しいきのこ。モミ林に多い。
似た種類 アイシメジは本種とよく似るが、肉に苦みがあり、本種の方が肉が緻密。
食・毒
美しい姿形で人気の高いきのこ。風味にはまったく癖がなく、緻密な肉質は火を通せばプリンとした弾力を持ち、口当たりがよい。味は淡泊。

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