アカヤマタケ
ヌメリガサ科/アカヤマタケ属
雑木林、竹林、草地等に発生する。
:
蜂須賀公之
8月31日 富士山
和名
アカヤマタケ:
赤山茸
発生時期
夏〜秋
発生場所
広葉樹林、雑木林、竹林、草地などの地上。
発生の様子
散生。
傷つくと黒変する。
:
蜂須賀公之
10月3日 東京都三頭山
大きさ
形状
色
傘
:
径1.5〜4cm。はじめ円錐形、のちにやや開くが基本的に円錐形。表面は繊維状。湿ると粘性がある。色は橙色〜レモン色。しばしば黒色のしみを持つ。
ひだ
:
レモン色、密。
柄
:
長さ5〜10cm、縦に走る繊維によってでき、表面は筋状。レモン色でしばしば黒いしみを持つ。
特徴
傘に粘性がある。傷つくか老成すると黒変する。
似た種類
トガリベニヤマタケはひだが疎。ヒイロガサ、ベニヤマタケは柄が赤い。これら全て黒変性を持たない。
食・毒
食
小型で収量も大くないが、非常に舌触りがよく、味もよい。生のままオリーブオイル、レモン、塩胡椒で和え、カルパッチョや生ホタテのソースとするのは非常に感覚的な食べ方。このきのこの透き通るような美しさも生きる。オイルと和えればきのこはしだいにしんなりとしてくるので、さっと作ってすぐ出そう。ホイルで蒸し焼きにしても美味。ただし近縁に未知の毒菌があるか、種内に中毒する系統がある可能性があり、同定は慎重に行い、一度に多食しないようにする。
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用語解説