ヒメサクラシメジ

ヌメリガサ科/ヌメリガサ属


ヒメサクラシメジ
全体が暗赤褐色。モミ属の樹木下に発生する。
撮影蜂須賀公之 10月25日 東京都檜原村

和名 ヒメサクラシメジ:
姫桜占地
発生時期
発生場所 主にモミの樹下。
発生の様子 単生〜散生。

大きさ
形状
:
径2〜7cm。まんじゅう形から平らに開き、さらに中央がやや窪む。表面はほぼ平滑。湿っているとき、粘性を表す。色は暗赤紫色。中央部が濃く、縁部につれ淡色となる。

ひだ:
直生〜垂生。疎。傘と同色、やや褐色を帯びる。

:
長さ2〜6cm、中実で傘と同色。

特徴 針葉樹林(特にモミ)に発生すること。小型でひだが最初から赤ワイン色であること。
似た種類 サクラシメジは広葉樹林に発生。サクラシメジモドキはひだが白色。
食・毒
味、歯触りは癖がなくサクラシメジより数段上。ただし小型で発生量も少ないことから、トータルの利用価値は低く、あまり知られていない。

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