アミタケと野菜のスープ

アミタケは松林で普通に見られる優秀な食用菌で、比較的収量も多いため、東北地方などでは塩蔵や冷凍で利用することが多い。黄色いきのこが、ゆでると紫色になるのも大きな特徴で、料理には是非この色を生かしたいものである。火を通さずに土がついたまま冷凍した場合、解凍して調理した直後は赤身が強く、その後しばらくして紫色に変わってゆくので、今回はその赤を意識してテーブルを構成した。歯触りはたっぽりと柔らかく、他にも利用価値が高いきのこだ。今回は友人の農園でロケしたため、いろいろなクズ野菜と一緒にコンソメベースのスープにした。魯山人いわく「くずを出すな。くずで一品作りなさい。」農園で出荷できなかった小さなブロッコリー、時期はずれのコールラビも、素敵な演技をしてくれた。参考までに、もしも秋に山採りのきのこがいっぱいのスープを作るなら、薄口醤油で味をきめるのが一番きのこの味が前へ出る。僕はきのこのスープにライスペーパーを入れたり、穀物の香りがするものを合わせるのが好きだ。今回は素焼きのタコスを割って入れた。


材料 (4人分)

土がついたまま冷凍したアミタケ・・・・・茶碗一杯くらい
豚バラ肉の薄切り・・・・・50g
玉ねぎ・・・・・半分
緑色の野菜(ブロッコリーの脇芽、ミニキャベツなど)・・・・・適宜
黄色いコールラビ又はかぶ・・・・・一個

作り方
  1. アミタケは水に入れて解凍し、石突を切り、汚れを取り除く。

  2. 玉ねぎ以外の野菜を形よく切る。

  3. 薄切り玉ねぎをマーガリンで3分炒め、小さく切った豚バラ肉を入れてさらに1分炒める。

  4. 3.に湯を入れ、野菜ときのこを入れ、野菜が煮えたらコンソメと塩こしょうで味を決める。野菜ときのこは5分ほどで色が変わってしまうので作ったらすぐにいただく。温ため直すならスープでなくリゾットなどに利用する。
HOME