青森・深浦 十二湖 魅惑のブルー、青池周辺の黄葉情報 2007.10.19

青森県深浦町は、平成17年に岩崎村と合併し、一画に「世界自然遺産白神山地」や「津軽国定公園十二湖」の地域を含んでいる。「十二湖」の名前は、白神山地の大崩(おおくずれ 標高694m)から見える湖が12であることに由来しているが、実際には、標高250m前後のブナの原生林に、合わせて33の湖沼が点在している。1704年の大地震により、川がせき止められできたと言われる湖沼群だ。中でも一際目をひく存在が青池。面積わずか975平方m、深さ9mの小さな湖は、吸い込まれる程の神秘的なブルーの水をたたえている。静かに水底に横たわる木々や魚が泳ぐ姿なども透けて見え、湖畔の木々が水面に映りこみ、さらに幻想的な世界を演出していく。十二湖周辺の木々はブナを中心に、イタヤカエデ、カツラ、ナラなど黄葉になるものが多く、赤くなるのはヤマザクラなどわずかだ。木々は色づき始め、来週あたりから見頃に近づき、ピークは10月末あたりになりそうだ。十二湖周辺では、新緑と黄葉シーズンに、”十二湖33湖めぐり”も行なわれている(要予約)。

開 
   十二湖エコミュージアムセンター 9:00〜17:00
休 
   十二湖エコミュージアムセンター 月曜(休日の場合翌日)・冬期
料 
備 10/20・21・27・28 十二湖33湖めぐり
交 十二湖駅からバスで奥十二湖下車、徒歩10分で青池
駐 周辺 有料約20台(挑戦館 400円)
所 青森県西津軽郡深浦町
問 0173-77-3113 十二湖エコ・ミュージアムセンター
   0173-77-2113 白神十二湖地域振興室 http://www.town.fukaura.aomori.jp/lake12hp/sinkousitutop.html