岐阜・郡上　ひるがの高原　ラベンダー香る　牧歌の里　2007.07.05

岐阜県郡上市の旧高鷲村地区、標高およそ950m、残雪の白山連峰を望む蛭ヶ野高原には、”花と緑と牧場のテーマパーク”「牧歌の里」がある。春には25万球のチューリップが、秋にはコスモスが風に揺れる見所だ。今の時季のメインフラワーはラベンダー、高原に爽やかな香りをふりまく紫色の花畑が広がっている。ラベンダー畑は2ヶ所合わせて4品種、約3万5000株。現在、早咲きのヒッドコートが一番の見頃を迎え、中咲きのオカムラサキは色づき、こちらは7/10前後に見頃の見込みだ。一方、遅咲きのラバンディン・グロッソ、セビリアンブルーは、お盆の頃にかけて開花するサマーラベンダーだ。園内の小高い丘には結婚式が挙げられる教会も建てられ、ラベンダーの花畑ばかりでなく、開花の進んでいるピンクのコマチソウやベロニカなどとの花景色も楽しめそうだ。他に、ウマやヒツジ、ヤギなどと触れ合えるミニ牧場や広場、さらに手作り体験工房なども備え、これから夏休みにかけて各種イベントも行なわれるので、日程を確かめて出かけるとよいだろう。7/7の七夕の日には、芝生広場で天の川観賞も予定されているが、空模様がちょっと気にかかるところだ。