長野・阿智　花桃の里　3色咲き分け　春のハーモニー　2007.04.27

長野県阿智村は、岐阜県との県境、恵那山（標高2191m）の東側に位置し、隣接する浪合村と平成18年に合併し、新「阿智村」となった。早春には伍和（ごか）地区のザゼンソウやフクジュソウ、サクラの季節には、「駒つなぎの桜」があり、前後するように村内で見頃を迎えるのは、赤、白、ピンクの3色に咲き分けるハナモモだ。標高の低い場所から順次開花し、現在、昼神温泉や園原IC付近で満開、標高800mを越える月川温泉周辺、花桃の里では3〜5分咲き、5月初めには見頃となりそうだ。一帯には若木を含め約1000本のハナモモがあり、3色のハーモニーがなんとも微笑ましい桃源郷となっている。レンギョウを植栽した場所もあるし、阿智川には数十匹の鯉のぼりも渡している。なお、周辺の富士見台高原ロープウェイで山上の「ヘブンスそのはら」へと向かえば、現在、4000株のミズバショウが見頃を迎え、GW中は楽しめそうだ。他にイワウチワ、カタクリも見頃となっている。今年の春季は4/21〜5/13までオープンなので、お早めに。4/29には、「富士見台高原　恵那山　山開き」が神坂小屋で行なわれる。

長野県下伊那郡阿智村