高知・室戸　師走の国道沿い　赤いアロエと”だるまSUN”　2006.12.22

高知県室戸市、太平洋を眺めながら海岸線を走り抜ける国道55号沿いでは、西灘周辺で合わせて約2.1km、「道の駅　キラメッセ室戸」付近で、およそ300mにわたりアロエを植栽している。とんがり帽子にも似た赤い花房は、ちょうど見頃を迎え、これから1月にかけて楽しめそうだ。地植えの花はめっきり少なくなるシーズンだが、温暖な南国ならではの花景色と言えるだろう。国道より海側に植栽されている地区では、今の時季は気象条件により、”だるま夕日”とアロエの花をいっしょに見られるかもしれない。さらに、突端の室戸岬に至れば、日の出、日の入り、どちらも拝める。高台を走る室戸スカイラインからの展望もダイナミックだ。岬から東側の海岸線では”だるま朝日”を見られる可能性がでてくる。なお、近辺には、四国88ヶ所第24番札所の最御崎寺（ほつみさきじ）があり、岬東側の国道沿いには「ディープシーワールド」が2006年7月にオープンした。一画にある「バーデハウス室戸」は、室戸海洋深層水を利用し、露天風呂、バーデプール、足湯などを備えた温浴施設だ。

高知県室戸市