北海道・ニセコパノラマライン　紅葉前線始まる　2006.10.06

北海道のニセコと言えば、スキー場で有名なリゾート地だが、ニセコ町から日本海に接する岩内町へと向かう道道66号線は、ニセコパノラマラインと呼ばれる人気のドライブルートだ。羊蹄山（蝦夷富士　標高1898m）、ニセコアンヌプリ（標高1308m）やイワオヌプリなどの山々、さらに北へ向かえば岩内平野、積丹半島、日本海の眺めが視界に広がる道は、紅葉の見所でもある。ルートの最高地点チセヌプリ峠からやや下った神仙沼レストハウス周辺には、沼や湿原が点在し、アカエゾマツの原生林に囲まれた神仙沼では、モミジ、ダケカンバ、ウルシなどの色づきが進み、今週末から来週にかけて見頃の見込み。木道を進めば、風のない穏やかな日には、鏡のような湖面に映り込む、色とりどりの木々を楽しむことができそうだ。すでに周辺では1000m以上の山々は色づき、道道58号線沿いの五色温泉付近でも紅葉が見頃を迎えている。なお、ニセコ近辺では、週末、祝日にSLニセコ号を運行するので、秋山との勇姿をカメラに納めることができるかもしれない。

北海道岩内郡共和町