山形・酒田 最上川スワンパーク 純白の使者、白鳥飛来 2005.12.15

山形県酒田市、最上川河口近くに架かる出羽大橋付近には、「最上川スワンパーク」があり、シベリアからの冬の使者、ハクチョウの日本一の飛来地と言われている。1966年には飛来数はたった7羽だったが、2005年1/15には、オオハクチョウ、コハクチョウ合わせて過去最高の1万1950羽に達した。今シーズンは10/9に2羽が初飛来、10/25に約3500羽、12/9に約8700羽と推移している。雪も積もり始め、そろそろ飛来のピークを迎えそうだ。ハクチョウが、これほど多く越冬するようになったのは、1967年に発足した「白鳥を愛する会」の存在が大きい。地域の学校や住民を中心とした会では、根気強く餌付けに取組み、エサとなるマコモの植栽を行ない、鳥たちを見守ってきた。ハクチョウの行動パターンは、雪がない時には、朝6〜8時頃に最上川の中洲から周辺の田んぼに向けて次々飛立ち、落穂やイネの根っこなどをついばみ日没近くには戻ってくるが、雪が積もりエサもとれなくなると、日中でもスワンパークで過ごすことが多くなってくる。例年2月中旬あたりが北帰行の始まり。それまでスワンパーク周辺では、純白のハクチョウの姿を楽しめそうだ。

開 随時
   スワンパークほっとハウス 11〜3月 10:00〜16:00
休 無休
料 無料
   エサ バケツ1杯100円(協力金)
交 JR酒田駅からバス10分市営体育館前下車、徒歩5分
   酒田ICから車で10分
駐 無料 50台
所 山形県酒田市
問 0234-26-5759 酒田市役所 http://www.city.sakata.yamagata.jp/
   0234-23-7481 酒田市白鳥を愛する会(東禅寺コミュニティ防災センター内)
   酒田河川国道事務所 http://www.thr.mlit.go.jp/sakata/