滋賀・高島 マキノのメタセコイア並木 れんが色に 2005.12.01

滋賀県高島市は、琵琶湖北西部に面し、2005年に6町村の合併により生まれた市だ。野坂山地を望む旧マキノ町には、68haの広大な農業公園マキノピックランドを南北に縦貫する形で道路が走り、沿道2.4kmに約500本に及ぶメタセコイアの並木が続く。メタセコイアの和名はアケボノスギ、晩秋にレンガ色に紅葉し、葉を落とすスギ科の植物だ。一帯の並木道は、1981年に学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環として、地元の果樹生産組合が植栽したのが始まり。その後地域の方も加わり、県道へも植栽が進み、現在の規模に至っている。木々の紅葉は色づきが進み、12月初めが見頃となりそうだ。メタセコイアの並木道は、四季それぞれの表情に魅力がある。春の芽吹き、夏の繁茂する緑から、秋も深まり色づく葉。それらをすっかり落とした後に現われる、繊細な樹形がリズミカルに続く様子も印象的だ。うっすら雪化粧した冬景色の美しさは言うまでもないだろう。なお、沿道には、リンゴやクリなどの果樹園が広がり、マキノ高原に足を伸ばせば「マキノ高原温泉さらさ」もある。

開 随時
休 無休
料 無料
交 JRマキノ駅から車で20分
駐 無料 周辺約160台(マキノピックランド)
所 滋賀県高島市
問 0740-28-1188 マキノ町観光協会 http://www.ex.biwa.ne.jp/~maki-kan/
   0740-27-1811 マキノピックランド
   0740-27-0936 マキノ高原 http://www.makinokougen.co.jp/

   カタクリと野の花(マキノさんのHP)
   http://www.geocities.jp/townmakino/ メタセコイア並木の四季 3年目の定点撮影