長野・白馬　Alps花三昧　開幕　可憐な花の共演　2005.07.01

北アルプスの美しい山並みが続く、長野県白馬村では、白馬五竜 （五竜アルプス山野草園）と八方尾根 （八方尾根自然研究路）を中心会場とし、7/1から、「白馬Alps花三昧2005」が始まった。今年は雪が多く、八方池の解氷は6月下旬にようやく進み、まだ途中に雪を残す場所もあるが、山の花たちは次々開花を始めた。白馬五竜スキー場の上部、標高1515m付近に広がる「五竜アルプス山野草園」は、3haに合わせて150種30万株の山野草、高山植物があり、シラネアオイ、コマクサ、チングルマ、チョウノスケソウ、ミヤマオダマキ、ミツバオウレン、クリンソウ、ミネズオウなどが見頃を迎えている。一方、八方尾根スキー場の上部、標高およそ2080mの第3ケルンや八方池へと向かう「八方尾根自然研究路」では、イワカガミ、クロマメノキが見頃、ニッコウキスゲ、チングルマ、タカネバラ、ハッポウウスユキソウ、イブキジャコウソウ、ウラジロヨウラクなどが咲き始めている。天気のよい日には、ゴンドラやリフトを乗り継ぎ、雄大な山々や花たちと挨拶をかわしたい。なお、村内の白馬岩岳では、今年7月後半に「白馬いわたけゆりの園」がオープン予定、50余種40万株のユリが順次開花する見込みだ。

長野県北安曇郡白馬村