山口・下関 冬を越え春へと続く 神田川の菜の花 2005.03.18

山口県下関市の東部を流れる神田川、神田橋付近から上流へおよそ2kmにかけての土手は、秋から春にかけて開花する日本一早い菜の花の見所。種蒔きの時期をずらしているため、10月頃から4月中旬あたりまで約半年間、下流から上流へと明るいナノハナの花景色が移っていき、時には雪景色とともにナノハナが見られることもある。現在、3/20のイベント会場、神田川風ぐるま公園近くの川辺は、見頃の時期を迎えた。これから開花が進めば、一面黄色い花の絨毯が楽しめる場所もある。4/10のウォークイベントの頃まで、神田川一帯では花を楽しめそうだ。もともとは、近くに住む船本さんが、10年程前から土手に生い茂る笹や草の刈りとりを行い、その後花の種を蒔いたのが始まり。初めはコスモスを試みたが、管理面からナノハナに切り替え、1998年、30mの区間にナノハナの種蒔きを行なったのが第1歩だ。その後、活動に共感し、協力する方も増え、今ではナノハナの面積が広がったばかりでなく、神田川周辺をとりまく自然環境、地域振興やこどもたちの健全育成などを考え、様々な市民参加型活動を始めるきっかけともなった。3/20には、こどもたちの作った菜の花クッキーや菜の花寿司なども販売される。

開 
休 
料 
備 3/20 菜の花フェスタ・下関
   4/10 維新・海峡ウォーク
交 小月I.Cから車で10分
  JR小月駅からバス5分神田橋下車徒歩5分
駐 周辺特になし
   花フェスタ当日 周辺臨時駐車場
所 山口県下関市
問 090-3193-2961 21世紀・夢プロジェクト(代表 船本)
   090-4650-9501  (事務局 玉野) http://www.ym-t.com/kandagawa/