東京・湯島天神 学問の神様 境内に香り始めた梅の花 2005.02.04

東京都文京区にある湯島天満宮(湯島天神)は、創建は458年と伝えられ、大田道潅が再建、徳川家康が寄進を行なうなど歴史を持つ天満宮だ。総檜造りの現社殿は、平成7年に造営され、日本建築の美を後世へと伝えていくだろう。菅原道真を祀る湯島天神は、学問の神様として親しまれ、受験シーズンは、合格祈願の絵馬が多数奉納されている。一方、梅の名所としても知られ、境内には樹齢70〜80年の白梅を中心に、梅園や女坂付近など、合わせて300本程のウメがある。社殿横にある早咲きの梅など数本は、満開を迎えているが、8割を占める中咲きの白梅は、咲き始めたばかり、全体では2月中旬から下旬に見頃となりそうだ。2/8からは「文京梅まつり」を開催。週末には野点・天神太鼓・大道芸などが行なわれる。境内一円が清々しい花の香りにつつまれる日を楽しみにしたい。なお、区内には小石川後楽園があり、こちらは紅白梅あわせて100本程のウメの見所。現在、早咲きのウメが5、6分咲き、全体の見頃は「黄門様のお庭で梅まつり 2/13〜2/27」あたりになりそうだ。

開 開門 6:00〜20:00 宝物殿 9:00〜17:00
休 無休
料 境内無料
   宝物殿 大人500円 高校・大学生300円 小・中学生200円 70才以上300円 身体障害者と付き添いの方無料
備 2/8〜3/8 文京梅まつり
交 地下鉄千代田線湯島徒歩2分
駐 なし
所 東京都文京区
問 03-3836-0753 湯島天満宮(湯島天神) http://www.yushimatenjin.or.jp/
   03-3811-3015 小石川後楽園
   東京都公園協会 http://www.tokyo-park.or.jp/