長野・明科 北アルプスと白鳥を眺める 犀川のほとり  2004.12.16

長野県明科町は県のほぼ中央に位置し、西に北アルプスを望み、清らかな犀川(さいかわ)と湧水で知られる町。山々に源を発する幾つもの川が平野部でひとつに合流する犀川のほとりに、御宝田(ごほうでん)遊水池がある。周辺では10月後半からコハクチョウが飛来し始め、3月頃まで越冬する姿が見られる。今週は400〜500羽と数も増え、ピークの時期になってきた。ハクチョウたちの背景には雪を頂いた北アルプスという絶好のシチュエーションなので、併せて楽しみたい。ハクチョウは、日中には他の場所でエサをとることもあり数が少なくなるが、16:00頃には「御宝田白鳥の会」のボランティアの方がエサを与えるため、数が増えてくるだろう。朝、夕に訪れる方がよさそうだ。なお、町内の見所には、長峰山(標高933m)からの眺望もある。北アルプスや眼下の安曇野、さらに好天時には南東に富士山が顔を見せる、360度の雄大なパノラマ風景だ。雪が降る前であれば、山頂の方まで自動車でも上れるので、勢ぞろいした山々の姿を是非、堪能したい。

開 
休 
料 / ※無料だが、募金箱で寸志も受付
備 1/1 白鳥飛来13周年 初日の出を祝う集い
交 JR明科駅から徒歩15分または車で数分
   豊科ICからは車で15分
駐 周辺 無料約50台
所 長野県東筑摩郡明科町
問 0263-62-3001 明科町役場 http://www.town.akashina.nagano.jp/