北海道・女満別　秋の大地に広がる　緑肥用ひまわり畑　2004.10.07

北海道の女満別（めまんべつ）町は、網走湖の南に位置する町。春には湖畔で白いミズバショウの群落が可憐な花を咲かせ、夏から秋にかけては、朝日ヶ丘公園周辺で、緑肥用に育てられた鮮やかなヒマワリの花が順次見頃を迎える。9月に開花した4番目の花畑は、強風にやられたが、8月の小麦収穫後に蒔かれた種は、特に影響を受けずに順調に開花している。6番の畑（2ha）では満開間近、5番の畑（2.1ha）は1、2分咲きと開花が始まった所だ。黄色い元気なヒマワリも、やがて全て畑に鋤きこまれてしまうので、お早めに。いずれも個人所有の土地のため、畑の外側から花を眺めるようにしたい。高台にある朝日ヶ丘公園展望台からは、知床連山、雌阿寒岳、網走湖、能取湖、女満別の市街地や空港など360度の眺望も楽しめる。町内では緑肥用としてヒマワリ以外にもナノハナの仲間、オランダキガラシが咲いているが、こちらはそろそろ花が終わりそうだ。一方、隣接する網走市内、「感動の径」南部の中園地区では、オランダキガラシがちょうど満開だ。

北海道網走郡女満別町　※緑肥用ヒマワリ畑のため、年により場所は異なる