東京・夢の島熱帯植物館　ナイトツアー夏の夜に咲く花　2004.08.27

東京都江東区にある夢の島熱帯植物館は、東京湾を埋め立てて造られた場所にあり、新江東清掃工場のゴミ焼却による余熱を利用している施設。夏休みの恒例行事には、すでに終了したがスコール体験（7/17〜8/22） があり、夏休みも終盤となる8/27〜8/29には、夜間公開で、夏の夜に咲く花々を観賞できる。優雅なサガリバナ、夜来香の別名を持つイエライシャン、シクンシ、ツキミソウなどが期間中見られそうだ。夜の花は香りに特長のある花も多いので、合わせて楽しみたい。1日花であるオオオニバスは、つぼみを持ち、17:00の段階では、8/27の晩に開花しそうだ。準備の時間帯はドーム内には入れないが、芝生広場では、「フィリピン舞踊の夕べ」が行なわれる。なお、日中には、8/31まで食虫植物展も開催中。正午には食虫植物の解説と捕虫実験があるので、お見逃しなく。中庭には巨大な板根の切り株があり、ドーム内ではバナナなどの果物も実っている。タコ足状態の気根など、南国の植物ならではの変化に富んだ姿を見学したい。

東京都江東区