石川・能登半島 日本海の冬空に 波の花舞い上がる  2004.01.14

北海道沖に台風並みに発達した低気圧があり、大荒れとなった1/14の北日本や日本海側の地域。石川県輪島市の曽々木海岸では、厳しい天候だからこそ、冬の風物詩”波の花”が見られた。輪島市では、曽々木海岸の窓岩や垂水の滝周辺、鴨ヶ浦海岸が見所。発生には海中のプランクトンなどが関わり、岩に荒波が砕け散るような場所で、強い寒気と強風が必要条件と言われている。今シーズンは、12月にも波の花が発生した。波高4m以上、風速13m/s以上で発生の可能性が高く、市では1週間単位で発生予報をHPに掲載している。予報では今後もまだ可能性がある。一方、1/17には曽々木海岸で「寒中みそぎ祭」が行なわれ、ふんどし姿の男たちが神輿をかついで海へと入り、無病息災を祈る。現時点では、祭当日ではなく前後の日に波の花発生が予想されるが、天候如何では見られるかもしれない。波の花見学については、くれぐれも安全への配慮を怠りなく。衣類や器具などへの付着も、速やかに対応するのがよいだろう。

開 /※発生条件成立時のみ、波の花が見られる
休 
料 
備 1/17 寒中みそぎフェスティバル
交 穴水此木ICから車で1時間で曽々木海岸
   JR金沢駅から特急バス2時間で輪島駅さらにバス30分で曽々木口下車、徒歩数分
   能登空港から車で1時間
駐 無料 窓岩ポケットパーク(寒中みそぎ祭当日は使用不可)
所 石川県輪島市
問 0768-32-0408 曽々木観光協会
   0768-23-1146 輪島市役所
   よらんかいね輪島 http://www.wajima-city.or.jp/kankoutop/index.html