沖縄・ビオスの丘 亜熱帯の森 船で巡るランの花園 2003.12.05

沖縄本島の中部、沖縄県石川市にある「ビオスの丘」は、ランの生産農場から始まり、自然植物園造りへと至った場所。沖縄の地理的条件を生かし、温室内ではなく、木々に着生するランや地生ランの姿が楽しめる公園だ。およそ33haの広大な敷地内には、長さ500mの池が造られ、沖縄在来のメダカやヨシノボリなどが生息、トンボやチョウ、野鳥も飛来する、ビオトープの役割も担っている。亜熱帯に茂る木々やシダの仲間などを眺めながら、遊覧船で園内を巡ることも可能だ。ランと言えば華やかなカトレア、純白のコチョウランなどに目が向くが、沖縄に自生するナリヤランの美しさにも注目したい。ピークは過ぎたが、まだ若干花は見られる。3月下旬から4月にかけては、カクチョウランの開花も楽しみだ。今の時期は、ランのディスプレイが見所。オンシジュームやデンファレなどの洋ランで作られたクリスマスツリーは、高さ5m、1万輪の花で飾られている。なお、園内にはリュウノヒゲで仕立てた竜のトピアリーもあり、15分毎に水煙を吹くので、こちらもお見逃しなく。

開 9:00〜18:00(入園17:00)
休 無休
料 大人690円 こども350円 (入園・湖水観賞舟乗船セット料金 大人1200円 こども700円)
備 11/20〜12/25 ビオスの丘 花のクリスマス
   12/4〜12/24 テーマ展示カトレヤ展
   12/14 お正月オブジェ教室
交 那覇空港から車で1時間 石川ICより車で10分
駐 無料 約130台
所 沖縄県石川市
問 098-965-3400 ビオスの丘 http://www.bios-hill.co.jp/