愛媛・徳島　塩塚高原　展望広がる　すすきの大草原　2003.09.26

愛媛県新宮村と徳島県山城町の境に位置する塩塚高原は、標高1043mの塩塚峰を中心とした高原。周辺にはキャンプ場などのアウトドア施設があり、パラグライダーのメッカとしても知られている。塩塚峰の北側は、なだらかな斜面が続き、一面にススキの群落が広がる。のびのびとした草原風景が楽しめる場所だ。すでにススキの穂は開いてきているので、なるべく早めに訪れた方がよさそうだ。群落を見ながら山頂までは、30分程の軽いハイキングコース。頂上からは、ススキの草原を眼下に、四国の山々や、天候がよければ、瀬戸内海や瀬戸大橋などを望むことができる。一方、高原一帯は霧が多く、これから秋が深まる10月下旬をピークに、早朝には、雲海がたなびく様子も見られるかもしれない。なお、塩塚高原では、10/5に「塩塚高原ウォーキング」、11/2に「塩塚鳥人間パラグライダー仮装フェステバル」を開催する。4月には、山城町は第1土曜の夜間、新宮村では第2日曜の昼間に野焼きが行なわれているが、新宮村は、来年、町村合併のため未定。

愛媛県宇摩郡新宮村・徳島県三好郡山城町